《X-Pro2》5ヶ月使用レビュー!

【CP+2019レポート】全スナップシューターに捧ぐ!街スナップを楽しむための10箇条を共有します。

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去った2019年2月28日から3月4日まで、カメラの祭典『CP+2019』がパシフィコ横浜をメイン会場に開催されました。

わたしは3日目の3月3日(土)の朝に会場入りし、お昼すぎ頃までFUJIFILMのゲストスピーカーの話を聞きながら、X−Pro2とレンズのクイックメンテナンスサービスを受けたり、各社のブースを歩いて回っていろいろと見学しながら楽しませて頂きました。

さて今回の記事では、その際のゲストスピーカーによるカメラ・写真についてのお話の内容をまとめてみたいと思います。

わたしは今回、主に3つのトークショーに参加し、内田ユキオさん、HASEOさん、塙真一さんらのそれぞれの写真に対する、FUJIFILMに対する熱のこもったお話を聞くことが出来ました。

特に塙真一さんがテーマの、『街スナップを楽しむための10箇条』というお話が非常に面白かったので、そこにフォーカスした内容でお届けしたいと思います。

それでは早速!

タイラヒロ

前置きが長くなったけどスナップシューターの皆さんは必見の内容ですよー!

内田ユキオさんによる『始まりのX、究極のX』

CP+2019 内田ユキオ

CP+2019 内田ユキオ

CP+2019 内田ユキオ

CP+2019の3日目、FUJIFILMのオープニングアクトは内田ユキオさんによる『始まりのX、究極のX』と題されたトークショーでした。

主にX-100FとX-Pro2の魅力について話をされていて、『この方は本当にFUJIFILMのカメラが好きなんだなー』とシンプルに思いました。

ユーモア溢れるそのトークショーは聞き手を引き込む魅力があって、あっという間に50分間が過ぎていった感じです。

トークショーを聞いて一発で内田ユキオさんのファンになりました。

HASEOさんによる『美しい色と人物写真~世界を震わすカラークロームエフェクトの世界』

トークショー参加者のほぼ全員に配布していたと思われる冊子が豪華でした。

HASEOさんのトークショーでは、写真に対してこだわりぬく事の大切さと、GFXに対する絶対的な信頼を感じる事ができました。

カメラを信じるって大切ですよね。

今夜はX-Pro2をこれでもか!というくらい磨き上げたいと思います。

街スナップを楽しむための10箇条!

ここからが本題!

日本全国のスナップシューターの皆さんに捧げます!

その1:街に溶け込む撮影スタイルを身につける

  • 違和感を持たれない
  • 堂々と楽しく撮る
  • 状況を見極めながら撮る

街中での立ち位置とか、街スナップに合った機材選びだとか、そういった類の話をされていたと思います。早速るう覚えでごめんなさい笑

ここからは持論ですが、街スナップでは一瞬のシャッターチャンスをものにしないといけないので、ズームレンズでズーミング(ズームしている間にシャッターチャンスを逃す)しながら構図を決めるよりも、単焦点レンズ(使い続けていると写る範囲がイメージできる)でサッと構図を決めてシャッターを切るスタイルが街スナップに適しているのかなと思います。人それぞれですけどねー。

その2:街の動き、人の動きを読む(予測する)

ここで大事なポイントは、人の動きをうまく制御する、という事。

例えば歩道の真ん中に立っていると通行人は左右どちらかに流れますが、左側に立っていると右側を、反対に右側に立っていると左側に流れます。そういう意味で人の動きをうまく制御し、街の動きを予測しながら街スナップを撮っていると、理想としたスナップ写真を撮れるようになる。みたいです。

ただ漠然と街の雰囲気を撮るのではなく、撮る側が意識してその状況を作り出して写真に収めると考えると、街全体がフォトスタジオみたいな感覚になって面白そうだと書きながら思う。。。。

 

その3:軽装備でフットワークを活かす

言葉の通り、大きなカメラバッグは背負わずカメラと携帯と財布だけをもって街スナップに挑むのがその極意だとか。レンズも極力厳選し、大きくなりがちなズームレンズは街スナップではあまり使わないと塙さんは仰っていました。

軽快なリズムで街スナップを撮るには、それに最適な機材選びも重要で、FUJIFILMのXシリーズのカメラ、XFレンズ群は街スナップには最適解だと。

その4:人を撮りたいのか、街風景なのか的を絞る

  • 人を撮る場合は人の流れを意識する
  • 物をうまく見せる為に人をカットする
  • フォトジェニックな人なのか、街風景なのかははっきりさせる

二兎を追う者は一兎をも得ず。

頭の中で切り替えながら、フォトジェニックな人、フォトジェニックな街の風景を撮ることが大切だと語っていました。

そっちのほうが撮影も捗りそうですよね。

その5:ファインダーと液晶を使い分ける

  • 基本は液晶でもいいが、画角を意識する場合はファインダーを覗いて微調整
  • 撮影ポイントに留まりシャッターを待つなら液晶で確認しながら疲れないようにする
  • 警戒心を持たれないのは液晶での撮影

上記の『警戒心を持たれないのは液晶での撮影』は納得いきますよね。

誰だって知らない人にカメラを向けられてファインダー越しに見られるとハッと構えてしまいます。

そういった影響を与えないように、うまく液晶を使って撮影するのも街スナップのコツの一つ。

 

その6:カスタム登録を活用して仕上がりのイメージを作る

 

個人的にはカスタム登録はほとんど使い分けたことがなく、常に以下の設定のX−Pro2で写真を撮っています。

ノイズリダクション +2
ダイナミックレンジ 400
フィルムシュミレーション クラシッククローム
カラー +1
シャープ +1
ホワイトバランス オート
ISO感度 オート(3200限度)
AFモード シングルモード

例えば塙さんの場合、ライフワークとしている『夜スナ』をする際、ホワイトバランスを8300ケルビンに設定して赤い色味を強調した夜のスナップ写真を撮るそう。

このポイントでの一番の学びは、『ホワイトバランス』も含めたカスタム設定を駆使して、撮って出しでもさらに個性のある写真が撮れるということ。

この話を聞くまでこういう発想は無かったので目からうろこでした。

ホワイトバランスも色づくりに役立てたい。

その7:ピントをコントロールする

  • どこにピントを合わせるか
  • ピントのモードをどうするか
  • 歩行者は置きピンで撮る
  • その際しっかり前足が伸びた状態で撮るよう意識する

街スナップの醍醐味である通行人を含めてのスナップ写真で気をつける事は、通行人の足の形、というか状態。

しっかり両足が伸び切った状態で撮るのがベスト。

きっとこういう事。

 

その8:光を読む。昼も夜も光が大切

  • 夜は車のヘッドライトからの逆光を狙う
  • T字路は特に狙いめなポジション

きっとこういう事。

 

その9:笑顔に勝るコミュニケーションはない

言葉の通り。

笑顔は世界共通のあいさつ。

全世界どこにおいても、笑顔で街スナップに挑めば殆どの場合笑顔で応えてくれる。

わたし自身これがあまり出来てないので今後トライしたいと思ってます。

塙さんが作例としてスクリーンに映していた作例写真の中には、いくつもの笑顔の写真がありました。

素敵だったなー。

 

その10:肖像権と撮影する権利について知っておく

  • 肖像権と明記された法律はない
  • 賠償責任が発生する場合もある

この部分に関しては特に熱心に説明されていた印象で、要は撮る側にも表現の自由があるから街なかで写真撮って人が写り込んでも表現だから大丈夫、でもそれが相手にとって不愉快、不快に感じたりしたら配慮が必要だよね。度が過ぎると賠償責任が発生する場合もあり得るから、やっぱり笑顔でコミュニケーションしつつ、お互い楽しみながら街スナップするのがベストだよね、というのが自分の解釈です。

以前Twitterで、「すごいシャッターチャンスにめぐり逢いました!」っていうキャプションと共にアップされていた写真があって、どんな写真かと言うと疲れ切ったサラリーマンがベンチに座ったまま居眠りし、カツラが地面に落ちてしまっている場面をスナップしたもので。

今思えば自作自演だったのかなとも思いますが、居眠りしたサラリーマンに『こんな写真が撮れましたよ』と言って堂々とその写真は見せれないだろうし、居眠りサラリーマンの家族がその写真をどこかで目にしたら不愉快だろうし、誰も幸せにならない写真なんて撮ろうとも思わないし。

何が言いたいかと言うと、撮るものは選びたいなと改めて思ったという事。

どうせ撮るなら沢山の人とその時感じた思いを共感できる写真を撮り続けたい。

まとめ

タイラヒロ

さぁ今日も明日も街スナップに出かけよう

次あなたが街スナップに出かける際に、少しでも役立てばよいなーと思います。

最後に、わたしが大好きな写真家であるソール・ライターの言葉で今回の記事を締めさせて頂きます。

わたしが写真を撮るのは自宅の周辺だ。

神秘的なことは馴染み深い場所で起こると思っている。

なにも、世界の裏側まで行く必要はないんだ。

I take photographs in my neighborhood.

I think that mysterious things happen in familiar places.

We don’t always need to run to the other end of the world.

「ソール・ライターのすべて」より抜粋